RCLIP設立20周年記念
第2回U.S.-Asia国際著作権シンポジウム
知的財產法制研究所(RCLIP)は、コ口ンビア大学ロースクールおよび香港大学との共催により、第2回US-Asia国際著作権シンポジウムを開催します。本シンポジウムは、2023年6月10日に行われた第1回US-Asia国際著作権シンポジウム@早稲田大学小野記念講堂に続くものです。
AIと著作権に関しては、この1年半においても盛んな議論が展開され、日本国内でも、文化審議会著作権分科会法制度小委員会「AIと著作権に関する考え方について」(2024年3月15日)が公表され、国外では、米国や中国において訴訟や立法提案など議論の展開が見られます。そこで、本シンポジウムは、日中米を含む様々な国から、裁判官、政策担当者、研究者、実務家等を招聘し、最新状況を踏まえてAIと著作権に関する諸論点を、改めて議論するものです。
なお、本イベントは早稲田大学知的財産法制研究所(RCLIP)設立20周年記念の一環でもあります。
日 時:2024年12月14日(土)10:00~17:00
場 所:早稲田大学国際会議場・井深大記念ホール
言 語:日英同時通訳
参 加:無料(要登録)
共 催:早稲田大学知的財産法制研究所(RCLIP)、コロンビア大学ロースクール Kernochan Center for Law, Media and the Arts、Hong Kong University Program on Artificial Intelligence and the Law、Hong Kong Global Technology and Law Academy、早稲田大学法学部
本シンポジウムは、JSPS科研費JP24H00131「AIと知的財産権:財の稀少性なき時代の知的財産法制度の研究」の助成を受けたものです
プログラム(予定)
10:00–10:10
開会挨拶
弦間正彦(早稲田大学理事)
高林 龍(早稲田大学名誉教授、弁護士)
10:10–12:00
第1部 裁判官セッション:AIの登場と知的財産/著作権
司会:Jane Ginsburg(コロンビア大学教授)、中山一郎(北海道大学教授)
秦 元明(中国最高人民法院・知財法廷 上級判事)
Judge Margaret McKeown(米国合衆国第九巡回区控訴裁判所 判事)
中島基至(東京地方裁判所 部総括判事)
Judge Bowon Kwon(韓国知的財産高等裁判所 判事)
(12:00-13:30 ランチブレイク)
13:30–14:30
第2部 政策担当者セッション:AIと著作権に関する日米の最新動向
司会:上野達弘(早稲田大学教授)
Shira Perlmutter(米国著作権局長)
中原裕彦(文部科学省・文部科学戦略官)
(14:30-15:00 コーヒーブレイク)
15:00–17:00
第3部 ステイクホルダーセッション
司会:Shyam Balganesh(コロンビア大学教授)
竹内 敏(日本経済新聞社、日本新聞協会・新聞著作権小委員会委員長)
Dave Kumar (Meta)
Yi Wang (Alibaba Cloud)
Shaolin Qiu (Tencent)
古川直裕(ABEJA)
Michael Schlesinger (Motion Pictures Association)
閉会挨拶:髙部眞規子(早稲田大学客員教授、弁護士)
17:00-18:30
懇親会(参加無料)
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